SAKAGUCHI KEN FACTOY,inc. 2-14-10 Misyuku,Setagaya-ku,Tokyo,Japan 154-0005 TEL:03-3424-2304 FAX:03-3424-2341
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024◆表現に向かう前に、襲う、生きる恐怖と。死ぬ恐怖。
    そのハイ!アンド!ロウ!



  小学生の頃、1999年には、この地球が最後だぁ破滅だぁ!、、、、、なんて、騒いでた、そ、の! 1999年がやって来た。
がっ!、、、、、なにも変わらない、ただいつものように、日が昇り、朝を迎える、そして、あらゆる生あるものは、死に向かって歩みはじめる、ただ続くのだった。オレたちは、単なる宇宙のメッセ−ジ。伝えるために!前に向かって走る!駆け抜ける!
オレは、後生に、何か、を伝えろ!って!そう!表現に向かうだけだ!

ROCK ART! 走る!駆け抜ける!THE ROCK ART!
  新宿ロフトが、その通い慣れた西新宿から、新宿歌舞伎町コマ劇場の横に移転して!また4月、零からのスタ−トとなった。
『Rockin' Communication SHINJYKU LOFT』オープンにおける インフォメ−ションのフライヤ−を依頼されることと、なったんだ。店長の、小林シゲさんから、そして兄貴として慕った『ARB』の石橋凌さんに、アドバイスを受けた。
  新宿ロフトってライブハウスは『ARB』にも歌われた。時代を代表する、東京を代表する場所だ。
この仕事を勝ち得るまでは、もう!あこがれの!!場所だから!!!
  オレ自身が育った場所って言い方をしても、いい場所と、時間だった。1987年前後から、『アナ−キ−』のシゲルにさそわれて(オレが進んで行ってたけど)新宿LOFTには、チョロチョロ顔だすよーになって、、ゲストで入れる時は、コンビニの隣の階段から、ストレ−トで楽屋入って、もう、リハ−サルの音出しから、居たよーな感じ。スタッフとも、打ち解けて喋れるようになったからね。LIVE終わってからも、LOFTに居座ってシゲルの友達の、いろんなミュ−ジシャンとも、呑みの席でいっぱい知り合った。
  朝まで呑んで騒いで、肉体から魂を解放して、さまざまなセッションを楽しんだ。まっ、それは、そうと、
  なんでデザインやる人間が!って思う人が大半だろうが、オレは、ここ!この店から出ていく!育っていく音楽や魂とコラボレ−ションするために、生きてる!って!感じを、確かにキャッチしてた。同世代のバンドたちとガッチリ組んでROCKをメジャ−にしてやるんだ!もっと!弟分や妹分に勇気を与えなきゃ!パンクロックが世界をひっくり返したように!!!!!この国のROCKが歌謡曲を押さえてメジャ−になる!
  そう、思いながら、チャンスを探して通いつめてたのだ、多分、、、、。なにしろ、その音楽を作ってる人間を、知らなきゃ、デザイン表現なんて、軽く出来っこないから、ね。
  、、、、、あらためて、その場所・西新宿の新宿ロフトに立った1999年の年頭。   その西新宿から、お別れする場所に染み込んだすべての、音楽や!魂!を感じ、涙が出た。流れた。リスタ−トする年だ!
音楽とコラボレ−トして、みんなを楽しませるんだ!サカグチケンは、これをやるために、この星に誕生したんだから!
-The message from the charisma of the ROCK
beyond career 30 year arrived.


Save the planet for another day.
Attention shoppers!!! By with a conscience and save.
Save the planet for another day.
Save Alaska! Let the caribou stay.
Save Tokyo! Let the Sapporo stay.
Don't care what the Governments say.
They're all bought and paid for anyway.
Save the planet for another day.
Hey Big OIL, What do you say?
We were runnin' through the night.
Never knowin' if we would see the light.
Paranoid schizophrenic visions.
Livin' in fear of the wrong decisions.
We have a job to do.
We got to Save The Mother planet.
  涙が出た。ってのは、急激な都市開発によって、音楽や!魂!が染み込んだ、その場所が取り上げられちゃうから、かも。
世界中のライヴ・ハウスは、歴史を刻んだ老舗は、しっかりと、その年輪を刻んでるのになぁ、、、、、、。
  この街は、自由だ!自由だ!なんて、ぬかしながら、、、みんな、軽い共産主義みたいなモノに、ノッかっちゃって、あいつがやるから、オレも、私も、、、、、、なんて、、、右へ、左へ、ふられっぱなし、、、流行り廃りに、ただ、ただ、ノッかっちゃって、、、、、糞みたいなオヤジに買い取られて、、、、行進してくよ、、、みんな、、、。
  でも、そん頃のオレって。サカグチケンファクトリーが設立してからの、欲が、もう、膨れ上がって、肥大化しちゃってどうしょうもないくらい、みっともない身体と、魂だったと、、、、、回顧しちゃう。
  逃げた姿勢のバカ欲・一本道!、、、、語るには、ひどすぎる外道への道だらけ。なぜだか、周囲すべてに、怒りをぶちまけてた。
  ある日の日記。もちろん、夜から朝までの酒!ツア−日記だ。仕事が終わると、買ったばかりの、車に乗り込む。西麻布のいつもの酒場を目指す!周囲の新しい店を、発見したらメシを食いながら、ビールをグビグビ。で、2軒めも、仲間のたまり場と化してたBARを、ハシゴ!このあたりから、ガソリン入れるように、バ−ボンロックやワインを流し込み、、、、ブッ飛ぶ!!肉体から魂を解放して、さまざまな友人たちとのセッションを楽しむ。で、またカラオケでシャウトしまくり、香港マッサ−ジで身体をいたわろうって入店するものの、現金がなくなって、お茶だけのんで、気分を変えて、、、、また、夜のキングよろしく!東京見物のドライヴ・オールナイト!政治家が多く泊まるHOTELやら、警察署やら、誰もいないビジネス街やら、観光名所のネズミ−ランド眺めながら、、、、、、、、タクシ−が大迷惑するような、走り。
  もう!自分が止めたいときに止め、走りたいときに走る!そんな感じ!はっきりした目的がない独りドライヴ・オールナイト!なんだ。なぜだか、自分が生きる街や人をただ、カラスみたいに眺めて見たかったんだ。他人のことなど考えちゃ、いない。、、、、、で、東京湾を昇る朝日を見て、ラ−メン屋さん入って、、、、それから、、、酔いさましのアンナミラ−ズ。、、、、で、恵比須あたりの屋台に、また、ちょこって拠ってから帰還、、、、ぞっとするくらいブッ飛んだ朝。ア−トワ−クへの、欲求や、夢は、ますます膨らみっぱなしなんだけど!!!
  肉体から魂を解放させちゃう快感に、ただただ、酔ってた。この国で、合法の覚醒アルコ−ルに乗って、、、、。
また、基礎体力があった分、内臓障害なんかもなくてガンガン走ってるから、痩せちゃって、、エネルギ−が有り余っちゃった。
  とにかく、周囲をヤキモキさせるような、魂の解放の仕方だったなぁ、、、、、、。
  1月。オレなんかの、誕生日前後に、『LUNA SEA』の5人は、1999年アジアツア−・台湾+香港+上海より、帰国した。すぐさま、次のミ−ティングで集まった。1991年、彼らがメジャ−シ−ンに飛び出した、その年から、現在までの、膨大なライブ・トラックの中から、セレクションしての、究極のライヴ・ベスト盤の制作だ!

  そして、都内某所にて、入場制限なしの特設会場での野外ライヴが決定した!これまでも、歴史上・初ってことばかりに向かった5人が、また、とんでもないコトを起こそうと、しているのだ。1999・5・29+5・30。何十万人に、その瞬間は、目撃され、共有されるんだろうか!!!!!!
  オレは震えた。これまでの自身の中の、ジャケットの1枚絵なんかじゃ、この世界観は、表現できないって手を素直に上げた。かわりに、CDのマテリアルへのこだわりだ!派手な過大なデザインをしない、スタンダ−ドな世界観だ!!!!!!。紙質や加工方法なんかには、緻密性に賭けたんだ。
なぜだろうか、、、、
  そこには、何十万って待っているリスナ−に対して。この、5人が初めて立ったライブから、10年!現在までのベスト・ライヴ・アルバムに。ベスト・野外ライヴ!!!!!、、、、、押しつけたように、オレなんかが、『色や絵』をつけられるものか?って、ことだった。記念すべき『LUNA SEA』の誕生日なんだから。
  なによりも、その両方のタイトルのインパクトしか、ない!!!!!! 
1999・5・29『NEVER SOLD OUT』そして、1999・5・30『CAPACITY∞』これは、デザインと一緒にオレなんかも意見した。
  フ−ルズメイトの羽積さんが、書いたライナ−ン−ツ。BIOGRAPHY+DISCOGRAPHYまでも、盛り込んだジャケットは、まさに、彼ら5人『LUNA SEA』の、ひとつの完成型を、も思わせる充実したアルバムになった。すべてを、モノト−ンでの表現。タイポグラフィのみ。シンプルで太い制作に、そのまま突き進んだ。もちろん、5人が、それぞれ独りになって臨んだHIROYA KITAIとのポ−トレイトは、個が、力強い、魂の輝きを、フィルムに焼きつけたモノで、どんな時代がこようと、恥ずかしくも、ない。最強のミュ−ジシャンのポ−トレイト写真のひとつになった。メジャ−・デヴュ−から、ずっと彼らのア−トディレクションを手掛けてきた、オレの中でも、それは、確信できた。彼ら5人は、輝いている。気が流れ。それぞれが、それぞれの立ち方で、表情で、目線で、、、、、、オレも、負けないように!と、妙な焦りも、独り覚えた。なんだか、カリモノの羽根をもがれちゃッた。

  心の底に眠ってる表現ってなんだ!って問いつめられている!
  続けざま。こんどは、『 hide 』の実弟ヒロシくんから、魂『 hide 』の結晶となる、トリヴュ−ト・アルバム『 hide TRIBUTE SPIRIT』+ 写真集『 h i d e 』の依頼が!!!!!1996年版『 hide 』カレンダーのアートディレクションで、始めて仕事することになったカメラマン『菅野秀夫』さんが撮影した、これまた膨大なフォト・セッションの中から、厳選しての!
これこそ!『 hide 』だぁ!怪物くんだぁ!!ってくらいの写真集を!今年は制作しましょう!ってことと、なった。また、さらに、ア−トディレクションの精神は、AKIRAサマのように、光り輝き始めて!!!!!!!もう!テンションは、オレのようで、オレじゃない感じ!精神が異常に膨らみっぱなしで止まらない!!!
  『 hide 』は、本当にオレ自身の中に、刻まれているのか?そして、スタ−トしてるのか?トリヴュ−ト・アルバムは、『 I.N.A. + PATA + heath 』 『OBLIVION DUST』『kyo+TETSU』『清春 +SHOJI 』『GLAY』『CORNELIUS』『SIAM SHADE』『shame』『ZEPPET STORE』『TRANSTIC NERVE』『BUCK-TICK』『布袋寅泰』『YOSHIKI』『LUNA SEA』14ア−ティストが、それぞれの、dead startを持って集まった。
  魂『 hide 』の結晶となる、アルバムア−トワ−クを産み落とす。
、、、、独りになって、表現に対して考える時間が、必要だった。ここでも、オレの発想の原点・精神タイムマシ−ンに乗った。変わらないモノを、頼りにして。忘れられない感動を、探して。それは、オレ自身の1978年の感動に、さかのぼった。
  『DOUBLE PLATINUM / KISS』って初の2枚組 ベスト・アルバム。発売する前からDOUBLE PLATINUM というタイトルは KISS の自信なんだろうか?『 KISS』 から『 LOVE GUN』 まで。6枚のアルバムからのベストだった! 、、、、、、中学生になって自分の貯めたおこずかい、やら、おとしだまから、初めてLPレコ−ドを買った。それが『KISS』の『地獄の軍団』ってアルバム。毒あるメイクと、メンバ−・キャラクタ−のおもしろさ。そして、もちろんLPジャケットのイラストレ−ションの素晴らしさ。
ROCKに目覚めた10歳くらいの衝撃的な記憶。
絵を描くこと、と、サッカ−の試合くらいが、取り柄の自分が、初めてROCKに出会った頃。
  四国の片田舎町の、電器屋さんの隅にあったレコ−ド売り場。そこの、電器屋さんのお姉さんが、また美しくて、優しい。町中でも、『KISS』のLPを買ったのは、サカグチくんが最初!ですよ。なんて。店頭貼る場所ないから、ってPOSTERくれたり。もう、うれしくて!一生懸命に、おこずかい貯金して『KISS』のアルバムを買いに入った。なかでも、1978年リリ−スされた『DOUBLE PLATINUM / KISS』は、これまでの彼らのベスト・トラックス+リ・レコ−ディングのアルバムで、まずLPジャケットが銀!それに驚いたのと、見開きの中面で、4人のメンバ−の肖像がエンボス加工されていた。いわゆるレリ−フとか、メダルだ。メイクに被われたGENE SIMMONS; PAUL STANLEY; ACE FREHLEY; PETER CRISSの素顔=オレたちの核を捜せって感じのメッセ−ジをいただいた。
  魂『 hide 』の結晶=残した楽曲を、さらに、進化させて、輝かす!このアルバムは、もう発売する前から輝いてる14曲。だから、ジャケットは銀!『 hide 』の肖像をエンボス加工しようって思ったんだ。また、、わがまま!言っちゃった。1978年には、『 hide 』自身も、『 KISS』 から同じような感動を与えてもらったはず。確信を持って、奇跡のトリヴュ−ト・アルバムになる『 hide TRIBUTE SPIRIT』のア−トワ−クを産み落とした。 
  写真集『 h i d e 』。オレ+ヒロシ+菅野さんの3人で、まずは、ミ−ティングを持とうってこととなり、ざっくばらんに、話し合いをもった。呑みながら、飯食いながら、、、、、これが、まずかった。いつもの酔いに任せたオレの、アイデアの言葉のヤマは止まらなかった。次々にテ−ブルの上に重なってくサマは、まるで、バビルの塔のごとき、、、、、なんて。でも、この勢いは終わりなく、じゃ、別の店に入って、続編を、、、、、なんて、調子にのったオレは、まだまだ、行きましょう菅野さん!なんて!なかば強引、、、いや、ゴ−イング・マイ・ウェイで菅野さんを車に乗せてハシゴに駆り出した。
  その夜は!破滅!って名前をプログラミングされた。
もう一匹の共生虫が、ゲラゲラ笑った。
車を走らせて、直ぐに、強烈な衝撃!Doooooooooooo Gaaaaaaaaa !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA !!!!!!!!!!!!!!! NNNNNNNNNNNNNNNNNNNNN!!!! NNNNNNNNNNNNNNNNNNNNN!!!!
うそ、ウソッでしょ!追突事故だぁ!
Gaaaaaaaaa AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA NNNNNNNNNNNNNNNNNNNNN!!!!!ウソッでしょ!ウソ!
  もう、さっきにゃ、戻れない、、、、、、、、、、、、、、、、、
現実を受け入れて、警察を呼んだ。当たり前だけど、酒は、入ってるけど、まだ、1軒めだし、ビ−ルと日本酒くらいだし、、、、相手も、ウチも、そんな病院行きって程でもないし、減点くらいだろ、まだ、酔ってないからなぁ、、、、って、もう、ナメてるし、甘い、 甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、逃げた姿勢のバカ欲・極道・一本道! 
アルコ−ル・チェックを受けた、酒気帯びだった。当たり前だけど、酒は、入ってる。減点とか、かぁ、、、、、、って、また、ナメてるし、甘い、 甘い、、、、、、、
  サカグチィィイ付いて来い!って、車に乗せられた。別の警察署に搬送されてる、、、どうやら、勾留されちゃう。LONDONで勾留されたみたいに、また、1晩で出て、還されるだろうなぁ、、、、、、って、また、ナメてるし、甘い! 甘い、、、、、、、
5室、とはいうモノの、オリの中だぁ、、、。3人が寝てた。なんじゃ、こりゃぁああああ。ここに入るんだ。オリの中だぁア。
  一晩、恐くて寝れなかった。不安でいっぱいだ。もう、いっぱい、いっぱい。朝が来て明るくなって、部屋の人たちと、挨拶をした。中国人の密入国者と、あとは、恐くて、、、ヤクザか、チンピラみたいな人2人。オレだけ、ヤケに鮮やかなオレンジのシャツで、バカみたいに派手だった。自己紹介をしながら、そこでの生活を教えてもらった。ホント、オリからでれるのは、5分だか、10分だか。あとは、オリの中で、ただ、ただ、時が流れてくのを待つだけ、、。とんでも、ないコトしちゃったって、落ち込んだけど、同部屋の3人と、打ち解けたら、なんとかなるさ。明日は、来るしなぁ。雨がやんだら、嵐が終わると、天気雨が、キラキラ降ってきて、晴れて、光りは、注ぐから、、、、とにかく、反省しろ!オマエッ!じゃ、なきゃ、殺すわよ!って神様が言ってる。そう、思うと、元気で居ようって思った。結局、10日間の勾留処分だった。当たり前だけど、酒も抜けて、外界に居るよりも、規則正しい生活。毎日のおそうじも、楽しい。オリから出て、休憩場所での2本のタバコが、これまた、うまいのだ。深呼吸して。カラダを伸ばして。なんだか、育児部屋みたいだなぁ。ホント、厚生施設。もしかしたら、天災があっても、一番に安全な場所かもね。ここでは孤独だけど、他人の親切を受け入れられる。自分だけで、イキがってないで、本当に生きるってことを始めなさいって。   
  10日間の勾留中。面会で、『BUCK-TICK』のマキシ・シングル『BRAN-NEW LOVER』ジャケットデザインの色校正をした。この『BRAN-NEW LOVER』は、ジャケットのア−トワ−クには、また、また、わがまま言って、紙に穴あけたりして、加工方法なんかには、緻密性に賭けて、、、頑張った。既存のマキシ・シングルのケ−スじゃ、イヤだったんだ。
  『BRAN-NEW LOVER』からは、ホント勇気と、愛をもらった。勾留中だから、独りで感じる時間がいっぱいあって、、、、、、
近い人。その命と、この壮大な宇宙と、時間の中、出会って、そして、また、さよなら、も、ある、が、、、また、会えるから、、、、、、、オレも、新しい自分を、掴んで、愛を持って、進化していかなきゃ、って背中を押されてるような、気がした。
  余談だけど、ジャケットの撮影は、Sakaguchi Ken Factoryの会議室で、撮影した。人間のカラダの60‰は水だから、、、そうかぁ、お魚とか、一緒ってどうかなぁ、、、メイクのタニやんには、モデルの身体を、生まれたばかりの輝きで、お魚ちゃんと、同じ肌と、とにかく輝き!惨然と、輝く!生命観を!描きたいんだぁって!オ−ダ−した。スタイリストの八木さんにもオ−ダ−『BUCK-TICK』の5人にも、テ−マは、誕生の輝き!惨然と、輝く!生命観を!IMAIのグリッタ−なシャツが、また、お魚ちゃんみたいだったから、寝っころっがってもらった。光り輝く状況を、一枚の絵で表現することは、難しいが、面白いのだ。Sakaguchi Ken Factoryの会議室は、狭いから、ライティングももの凄いことに、なったが、、これで、いいのだ。ア−トディレクタ−!
そうやって、『BRAN-NEW LOVER』の唄を、心の中で歌いはじめると、オレはなんで、この太陽にも、迎えない暗い闇に居るんだ。って、外界で、いったい何を見て来たんだ。ここにある現実が、ストレ−トに教えてくれる。ドコに向かって生きようとしてたんだ。死んでも、光りにゃ、なれない、、、、深く暗い闇の、構成原子か、ゴミだ、不要なゴミ、リサイクルされない物質、いや、この宇宙には、必要のない、、、、、、、、表現に向かう前に、襲う、生きる恐怖。それが、あった。東京拘置所には、都内の警察を、回って、各警察の勾留者が同じバスで向かう。オレの名前は、6番。手錠をかけられ、他拘留中の人と縄で繋がれている。


  表現に向かう前に生まれ変われよ。

  誰かが、心に、メッセ−ジをくれた。何もない部屋に居るオレ。すべては有を生むためだ。ここにも、オレの生きる意味を、教えてくれるモノを言わない白い壁が、あった。
  有を産め。恐怖を変えろ。